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2019年11月08日

生活習慣病予防に関元(かんげん) 【日々のツボ CV4】

_ 任脈

元気の源のツボ
関元は臍下丹田(せいげたんでん)の下方にあるツボです。臍下丹田の上方のツボは気海です。人間の活力の源であり気血の集まる場所が丹田といわれています。ツボでいえば、上丹田は印堂☞、中丹田は膻と中(だんちゅう)☞下丹田は気海と関元にそあてはまります。元気が湧き出るツボであることから関元と名付けられました。パワーの源です。


昔の人は、季節の変わり目に関元ににお灸を据えて元気を補い、年齢に負けない疲れ知らずの活力を手に入れてきました。

南宗の時代の「扁鵲心書」によると、とある罪人が、90才過ぎても快活で、1日十人の女性と交わっても衰えることがなかった。刑吏がその理由を聞くと、夏から秋への季節の変わり目に、関元に灸を千壮すえているだけ、と言ったとのこと。しばらくこれを続けていると、寒暑をおそれくことがなくなり、何日も食事をしなくても飢を覚えることがなくなったと返答した。

生涯現役を目指す方におススメのツボですね。ぜひ!

関元のケアは、中年以降の生活習慣病に対する抵抗力を高め、疾病にかかり難くする効果があるようです。


関元の主治

遺精 遺尿 不正子宮出血 月経不順 帯下 子宮脱・下垂
下痢 虚労 るい痩 中風脱症

関元の場所
臍中央から指4本分下


セルフケア方法
・ホッカイロやあずきのちからを使って面で温める
・せんねん灸などのお灸

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