2019年11月22日
長引く咳に貴婦人のツボ玉堂(ぎょくどう)紫宮(しきゅう)華蓋(かがい) 【日々のツボ】
_ 任脈

玉堂(ぎょくどう)・紫宮(しきゅう)・華蓋(かがい)はツボの貴婦人と形容するのにふさわしい美しい名前です。女優の胸元のレースの部分真珠のネックレスがかかっているあたりです。中府、雲門、尺沢、肺兪、厥陰兪、膏肓と同様に、肺の疾患を司るツボが玉堂・紫宮・華蓋です。これらのツボはストレスを受けて自律神経が失調すると過敏に反応しやすいツボです。
玉堂
高大な建築物や住居を「堂」という。心は君主であり、肺は華蓋を司っている。心の宿る場所は高貴な場所である。本穴はその中にあり、さらに肺の疾患を主治することから玉堂と名付けられた。
紫宮
紫は赤に近く、中央は宮。任脈はここに至って、内は心に会合し、心は血脈を司り、色は赤、すなわち紫。本穴はその処であるので紫宮と名付けられた。
華蓋
肺は五臓の華蓋である。いわゆる華蓋とは、昔の天子や帝王が外出する時に車に付けた絹傘を指していう。心は君主の官で胸中にあり、肺葉はその上を覆うような、まるで絹傘のような形をしている。また本穴は肺部の疾患を主治するため華蓋と名付けられた。
共通の主治
気管支喘息 咳嗽 胸痛
場所

玉堂 胸骨前面の正中線上で第三肋間の高さ
紫宮 前正中線と胸骨柄下端の交点
華蓋 胸骨前面の正中線上で、胸骨角と胸鎖関節の高さとの中央。
セルフケア方法
・あずきのちからなどのカイロをあてる
・せんねん灸などのお灸
・ツボ押し
【JR阿佐ヶ谷駅から徒歩2分】はり灸処まんねん堂
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