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2021年07月01日

「三伏灸」真夏のお灸のススメ

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夏に冬の病を治す養生法
冬病夏治(とうびょうかじ)とは、夏の最も暑い時期に秋冬に罹り易い病を予防するという東洋医学の教えで主に中医学で実践されてきました。リウマチによる関節の痛み、冷え、咳喘息など、秋冬にかけて増悪する症状は、陽気不足が原因となって起こるため、陽気が盛んな夏にこそ、体内に陽気を積極的に取り込んで秋冬に備えると病を防ぐ効果が高まるとされています。陽気を補う食事やお灸は、真夏におすすめの養生法です。

夏に陽気を補う食材
そら豆、かぼちゃ、うなぎ
料理では参鶏湯など。

汗を抑え余分な熱を冷ます食材
酸味のものは制汗作用があり、苦味のものは清熱作用があります。
トマト、なす、きゅうり、冬瓜、さやいんげん、緑豆もやし、ゴーヤ、ピーマンなどの夏野菜、スイカ

現代の中国で行われている三伏灸
中国では、夏の最も暑い時期を「三伏天」と定め、この時期に「冬病夏治」を目的として「三伏灸」という病気予防のお灸を民間で広く行っています。お灸をする日はあらかじめ決められており、初伏、中伏、末伏の日に行います。初伏は夏至以降の3回目の庚の日(かのえのひ)、中伏は同じく夏至以降の4回目の庚の日、末伏は立秋以降1回目の庚の日に決められています。


中国のクリニックで三伏灸を受けるご婦人達


当院で三伏灸を受けている様子。

【2021年の三伏】
初伏:7月11日 中伏:7月21日 末伏8月10日
【2022年の三伏】
初伏:7月16日 中伏:7月26日 末伏8月15日
【2023年の三伏】
初伏:7月11日 中伏:7月21日 末伏8月10日

現代の中国での三伏灸は背部兪穴に生姜灸をすることが多いようです。
当院では生姜灸以外に、煙の少ない平戸式竹筒灸を用いて背部兪穴にお灸をします。さらに無煙棒灸やせんねん灸等と組み合わせて全身的なお灸を提供しています。

冬の病気予防に、当院の三伏灸「全身お灸」はいかがでしょうか?





【JR阿佐ヶ谷駅から徒歩2分】はり灸処まんねん堂


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