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2022年01月17日

妊娠中に注意が必要なツボ(参考)生薬&ハーブ

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妊娠中のセルフケアとしてツボ押しやお灸を考えている方も多いかと思いますので、妊娠中に気をつけたいツボについてまとめてみました。

これらのツボは最近では妊娠中でも気軽に用いられている向きもあるようですが、古典文献の中では禁忌とされているツボであるため、経験の蓄積でもある古典に従うのが無難という意味で禁忌としています。

合わせて、妊娠中に気を付けたい生薬やハーブについてもまとめてみました。





妊娠中のセルフケアで気をつけたいツボ





【足のツボ】

① 三陰交(さんいんこう)


©医道の日本社「日めくりツボカレンダー 三陰交」

三陰交は安定期までは流産の危険性があるため禁忌とされています。安定期から妊娠後期も慎重に用いたほうが良いでしょう。臨月に入ると産道の熟化につながり安産に導くツボでもあります。安産のお灸については助産師さん、鍼灸師さんにご相談ください。

胎児を育む子宮は血でできたベッドでもあるため、血を動かす②~④のような理気理血のツボは妊娠中は慎重に用いる必要があるでしょう。むやみに強くツボ押しなどすると流産の可能性がありますので避けるのが無難でしょうか。

② 太衝(たいしょう)


©医道の日本社「日めくりツボカレンダー 太衝」

③ 血海(けっかい)


©医道の日本社「日めくりツボカレンダー 血海」

④ 曲泉(きょくせん)

©医道の日本社「日めくりツボカレンダー 曲泉」




④ 崑崙(こんろん)
難産時に助産師さんや鍼灸師さんが用いるツボとして有名な崑崙。妊娠中のセルフケアでも避けたほうが無難でしょう。

©医道の日本社「日めくりツボカレンダー 崑崙」

【手のツボ】

合谷(ごうこく)


©医道の日本社「日めくりツボカレンダー 合谷」

古典では堕胎のツボとして有名で、妊娠中に鍼を刺すことが禁止されています。臨月に入る前に強い刺激を与えると流産の危険があります。親指をグイッと押し込むような強い指圧は避けましょう。

【体幹のツボ】

肩井(けんせい)


©医道の日本社「日めくりツボカレンダー 肩井」

合谷と同様に妊娠中の針は禁止されているのが肩井です。
上からグイッと押し込む強い指圧は避けましょう。

お腹のツボ全部
お腹のツボ押しは避けたほうが無難でしょう。
カイロなどで穏やかに温めるのはおススメですが。





妊娠中の服用で注意が必要な生薬&ハーブ





一部の生薬やハーブには、流産を引き起こすものがあります。また胎児の成長に悪影響を与えるおそれがあるため使用にあたっては注意が必要です。生薬は薬物の副作用によって禁用、慎用(慎重に用いるべきもの)の二種類に分けられます。

生 薬
【 禁 忌 】
麝香(じゃこう)(ムスク)、ガジュツ 
【 慎 用 】
桃仁、紅花、牡丹皮、延胡索(理血)
枳実、厚朴(理気)
大黄、芒硝(寫下)
附子、乾姜(辛熱)

ハーブ
妊婦さんは控えた方が良い禁忌・禁止ハーブ一覧
(AROMAチャンネルさんのページより)





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