BLOGブログ

2019年01月26日

吹き出物に肩髃(けんぐう)日々のツボ LI15 

_ 手の陽明大腸経


桜井戸の灸
知り合いの年配の女性、子供の頃にひどい面疔になり、
静岡の桜井戸にある「桜井戸の灸」に通って、面疔が治ったとのこと。


合谷、肩髃付近に非常に沢山のお灸を受けてとても熱く感じたが、
痛みもなくなり、醜い面疔もとれたのでとても嬉しかったとのこと。


以来、90歳の現在まで肌荒れすることもなく、
シミ・シワも少ない丈夫で美しい肌をキープしています。


桜井戸の灸は面疔を直す灸として、明治から昭和初期にかけて有名で
その効果から評判を呼び、他県からも人が集まり列をなしていたとのことです。


面疔は、毛根に細菌がついて炎症を起こす毛包炎が悪化して顔に出たもので、
膿疱が硬いしこりのようになった「せつ=できもの」が激痛をともなう皮膚疾患です。


黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌といった細菌感染が原因で、
現在は抗生物質で完治しますが、抗生物質が普及していない頃は、
桜井戸の合谷の灸は有名だったらしいのです。


なんとも温故知新な話ですね。


 


肩髃の主治
腕が動かしにくい 四十肩 五十肩 皮膚疾患 肌荒れ 吹き出物 風疹


肩髃は、湿疹や蕁麻疹など皮膚表層の頑固な疾患に効くツボ。
また、四十肩、五十肩の特効穴として主にに鍼治療で使われています。


昭和の名灸師沢田健は皮膚病の治療にはもっぱら肩髃にお灸。
長野潔先生は、肩髃とともにデトックスの名穴「築賓」を用いて
多壮のお灸をして、素晴らしいWツボ効果を出されています。


 


肩髃の場所
肩関節を90度外転した時に、肩峰の前後に現れる
2つの陥凹部のうち、前の陥凹部



 


肩髃のセルフケア方法
①指でツボ押し
②お灸


お灸はセルフお灸ご近所お灸がおススメです。
肩ぐうへのセルフ点灸(多壮)は絶大な効果※を実感しましたが、
自分の肩へ点灸をすることは難易度が高いと思います。
※一度多壮灸しただけで、それ以来吹き出物が出来にくくなりツルツルになったような気がする、肩がグルグル回るようになり五十肩も回避できているような気がする、等。


お灸イメージはこちらから☞https://mannendou.jp/2020/10/16/




【JR阿佐ヶ谷駅から徒歩2分】はり灸処まんねん堂


ご予約はこちらから

CONTACT

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせはこちら

080-6256-6565

プライバシーポリシー



友だち追加