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2020年02月24日

女性のメンタル不調は栄養が原因だった!

メディカルハーブ・薬膳・解剖生理・分子栄養学など


血糖値の乱高下やビタミン・ミネラル不足がある種のメンタル不調を引き起こす原因になることが明らかになってきています。つまり、不足している栄養素を補えばメンタル不調が改善する可能性があります。


メンタル不調になる原因
血糖値の乱高下
マグネシウム欠乏
神経伝達物質の過不足
亜鉛・胴のバランス
メチレーション
ビタミンB群
鉄欠乏性貧血
消化・吸収・腸内環境
慢性炎症
重金属蓄積


栄養不足に起因してメンタル不調が起こるケースでは、以下に不具合が現れるとのこと。
☑神経伝達物質の量
☑メチレーションの状態
☑炎症の有無
☑腸の状態(セロトニン産生、腸脳相関、カンジダ)
☑副腎の状態(低血糖、炎症を抑えられない副腎)
☑酸化ストレス


特にこどもの不登校と血糖値の乱高下にからめて
血糖値の乱高下があると、血糖値が最低になる時間帯に異常行動をとる場合が多く不登校の原因になるとのこと。朝起きられない、午前中に機嫌がわるい、空腹時に暴力的になるなどの問題行為もこれに起因しているらしい。糖は肝臓にグリコーゲンとして蓄えられて消費されるので、少なくなる時間帯に補食をすることが乱高下を防ぐ方法とのこと。おにぎり一個程度で効果があるらしい。これは大人も同じで、気分の浮き沈みが激しく低血糖が疑わしい場合は、夕方に補食すると良いとのこと。急激な高血糖を招きかねない甘いものはほどぼどに。


血糖をコントロールするホルモン
上昇 グルカゴン、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾール、成長ホルモン など
低下 インスリン


女性ホルモンとマグネシウム
女性ホルモンが過剰になると、体内のマグネシウムは反比例して減るという。妊娠後期、月経前後・月経中やピル服用で女性ホルモンが過剰になると、マグネシウム不足の症状が出る。気分の浮き沈みや頭痛、甘いものへの異常な欲求、低血糖、めまいなどのPMS症状。妊娠後期にこむら返りが起こりやすいのは、マグネシウム不足による。
マグネシウムはサプリメント以外には、ニガリ水に含まれる。マグネシウム摂取は下痢しやすいのでエプソムソルト等入浴剤で皮膚から吸収する方法もある。


神経伝達物質の過不足
シナプス間隙という神経細胞のつなぎ目にある隙間にどんな神経伝達物質があるかでその人の性格が決まることがある。神経伝達物質には、興奮系のノルアドレナリン、ドパミン、アセチルコリン、グルタミン、抑制系のGABA、セロトニン等がある。例えば、ドパミンが多いと、創造性がありアイデアに溢れた芸術家肌。逆にドパミンが少ないと、創造性に乏しいが勉強ができる優等生タイプ、とかである。
多すぎても少なすぎても問題で、ドパミンが極端に多ければ統合失調症やADHDに、極端に少なければ、自閉症やうつになるためバランスを整える栄養素が必要とのこと。


神経伝達物質のバランスを整える栄養素
・材料となるタンパク質と
・合成に関わるビタミンB群とマグネシウム亜鉛などのミネラル。 


特にビタミンB群は枯渇させない注意が必要。


ビタミンB群の消費を亢進させるもの
・砂糖
・アルコール
・ストレス
・悪化した腸内環境  など


亜鉛・胴のバランス
脳内で銅と亜鉛のバランスが崩れて銅が過剰になると、不安、不眠、妄想などが現れるとのこと。
銅・亜鉛バランスは1:1が望ましいが、妊娠や月経前後、月経中、ピル服用等によりエストロゲンが過剰になりやすい女性は、胴が過剰になりがちとのこと。
胴は、脳内の神経伝達物質ドパミンがノルアドレナリンに生成される過程で必要なミネラルのため、胴過剰だとノルアドレナリンも過剰になり、ノルアドレナリンの過剰反応として不安や怒り焦燥感やイライラといった症状が現れるとのこと。
ドパミン、ノルアドレナリンはCOMT(カテコールoメチル基転移酵素)ですみやかに分解されるため、メンタルのためにはCOMTの活性化が必要とのこと。


COMTで代謝されるもの
・ドーパミン
・ノルアドレナリン
・アドレナリン
・エストロゲン


COMTの活性に必要なもの
・マグネシウム
・s-アデニルメチオニン
・ビタミンB6
・抑肝散
・リチウム


COMTの働きを阻害するもの
・カフェイン
・カテキン
・チョコレート
・ケルセチン


銅過剰タイプ
・95%以上が女性
・産後うつを引き起こす可能性がある
(亜鉛不足による相対的な銅過剰、出産後過剰な銅を排出できない)
・セロトニン再取り込み阻害薬SSRIが効かない
・精神安定剤では鬱が治らない
・ピル、ホルモン補充療法で悪化する
・活性酸素が多い
・不安、不眠、妄想が多い
・マグネシウム、亜鉛摂取で症状が軽減する


亜鉛不足の症状
・免疫力が低い
・傷の治りが遅い
・妊娠継続がむずかしい
・暗順応が遅い


メンタルに働きかけるツボは心に関係する経絡上にいくつか。
手の少陰心経
神門☞
手の厥陰心胞経
労宮☞
内関☞



参考:
一般社団法人 分子整合栄養医学普及協会
「女性と子供のための分子栄養学講座」
「栄養素のチカラ」ウィリアム・ウォルシュ
「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」藤川徳美





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