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2019年01月14日

小児虎口三関の脈とは? 【日々のツボ LI3】 

_ 手の陽明大腸経



虎口三関の脈(ここうさんかんのみゃく)
虎口三関の脈は、聴診器やレントゲンのなかった昔に
小児が具合が悪くなった時に症状の重さを計るために用いられた診断方法です。

これは、小児の人差し指に出る線の「長さ」と「色」で診る方法です。
指の3つのの関節は、根元から、MP関節、PIP関節、DIP関節ですが、虎口三関の脈はこれらの間接で3つのパートに分けられます。

3つのパートとは、手首に近いほうから、風関、気関、命関と
命名されており、今日のツボ、「三間」は風関の付け根にあるツボを指しています。

三間の主治
喉の腫れ・痛み 手の腫れ 眼の痛み 歯の痛み



この部に浮き出てくる線の色には青赤黄白黒の五色があり、線長が指の付け根から長ければ長いほど病状は重いとされています。

命関まで線が伸びていたら病院にいったほうがよさそうです。

色が付いているといってもビビットではなく、うっすらと浮き上がっている程度ですので直感が試されますね。

青っぽい線が現れるときは、疳の虫
赤っぽい線が現れるときは、発熱
黄色っぽい線が現れるときは、お腹
白っぽい線が現れるときは、気管支
黒っぽい線が現れるときは、は腎膀胱

といった具合です。


虎口三関の脈は昔ながらの診断方法で、
積み重ねにより重用されてきたものですが、残念ながら、
臨床検査技術の発達した現代では途絶えているようです、

しかし、小さいお子さんを育てているお母さん方は
この脈の見方を知っておいても損はないでしょう。

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